4月25日に再びギフチョウを目指し、高速を走っていたら、オーバーヒートを起こし、目的地の目前で停止。この日は車を山口に置いたままレンタカーを使い撮影に赴いたが、不発。その二日後に故障の原因がわかり、修理されたので翌日の28日に車を取りに山口に電車で向かった。車を回収後はリベンジでギフチョウを探したが、春とは思えない天気で撃沈。その後は一気に福岡市まで走って就寝。当然車の中だが、夜と朝は寒かった。
そして朝を迎えたのだが、まずはベッコウトンボを見に行ったところ、羽化したてのベッコウトンボを見ることができた。去年の今頃も同じく羽化したてを見てきたのでこれだけで見ると例年通りに思えたが、やっぱり発生そのものは遅れているようだ。そんな中、自分と同じく草むらを覗いている方がいらっしゃったので話を聞いてみると、「トンボ観測-blog版-」のbobtuckさんと「福岡自然研究部」のShouエネ子さんであった。本当は一緒について行きたかったのだけど、樫原湿原に行く予定があったので少しだけお話をし、福岡を抜け、樫原湿原へ向かった。あの時はお世話になりました。
次の目的地は樫原湿原。オグマサナエの成熟したものを見たかった。ただ、話によると朝の方がよかったらしく、数えるくらいしか見なかった。その代わりに羽化不全ではあるが、オグマサナエの羽化を見ることができた。これを見つけてくださったのが、「湿原のトンボ」の玉の助さん。実は去年もお話をしたのだけど、うっかりブログのことを聞きそびれてしまい、連絡が取れないでいた。いろいろな意味で良いタイミングだった。
車が戻ってからいきなり酷使してしまったが、それでもなんとか走ってくれて助かった。最悪、廃車まで考えていたので結果を知ってからはどれくらいよろこんだことやら。さらに旅先でまた新たな出逢いもあったことだし、多少なり有益なことだった、と思いたいところ。