今はちょっとした理由で長崎の実家。今日は天気がよく暇だったのでブログのネタを探しに久々に団地の散歩。たくさんの草が青々としているのに昆虫の姿は全然なく不発。仕方がないので下の海へ。
今日は大潮ということで引き潮になるとずいぶんと水位が下がり、磯には潮だまりが出来る。そこにはいろいろな生き物がおり、小さい頃はよくカニやらエビやら小動物を捕まえて遊んでいた。そんな磯にはここ数年は行っていない。釣りには年に1回のペースで行くが磯の近くのテトラポッドの上が決まった釣り場であり磯自体には行くことがなかった。
久々の磯の感想としては昔と比べるとヒジキやアオサ等の海藻の量が大幅に増えたこと。以前は見覚えがない場所に大量の海藻が。良くも悪くも栄養分(汚れなど)が豊富になったのだろうか。カキも大幅に増量。カキの上にカキがくっついており、底が薄い靴を履いていたためちくちくと痛かった。
潮だまりには以前から見慣れた連中である、ハゼやエビ、カニそして海藻がたくさんあるおかげかムラサキウニが以前よりたくさんおり、たまにバフンウニもいた。そんな中で上の写真に写っているウミウシもいた。アメフラシはよく見かけたのだがこのウミウシは初めて。ぱっと見ではでかいナメクジ。それはそのはずでウミウシもナメクジも貝の仲間。よくみるとどちらも貝を背負った名残がある。まるまると太っていて、かわいいし、色もきれいだ。
久々に磯漁りをしたが、やっぱり面白いもので海からも山からも遠い現住処は恨めしくも思える。そういう意味では山も海も徒歩で気楽にいけた実家はいい場所だったのかもしれない。