オークションで多少お金ができたので前から興味を持っていたNetBookを物色。いろいろある中で選んだのはWind Netbook U100 Vogue。画面も大きめだし、ほとんど改造する必要がないくらいのスペック。実際に購入したのはこれにメモリを1GB増設したもの。もちろんWindowsを使うためでなく、MacBook miniみたいに使おうと決めていた。結果としては写真の通り。なかなか快適に使えているが、まだいくつか動かないデバイス(カメラやマイク等)があり、完璧でない。これから調べて使えるようにしようと思う。この記事は実際にOS Xで走らせているu100で。写真の編集もできたが、さすがに1000万画素は重かった。
どうやらカメラは不完全ながら使えるように。理由は不明。マイクはどうやら今のところ使えるようにはならないようだ。USBの奴を買うか、Bluetoothのを買うか、かな。
以下iMacで記入。
OS Xを入れるだけなら簡単で、ネットで転がっているmsx wind用に改造されたisoがあるのでDVDブートしてインストール画面に従えば簡単にインストールできる。ただ、自分の場合はディスプレイの解像度が低かったので、以下のURLからドライバをインストールすると正しい解像度になる。
http://www.keepandshare.com/doc/view.php?u=888947
標準のWifiカードはOS Xで使えないのだが、以下のツールをインストールできればばっちり使えるようになる。ただ一つの注意点はインストール後にでるネットワーク設定でしっかりApply(適用)を押すこと。
一応、ここまでで普通のMacとして使える。今の自分の環境は10.5.4。何度か、10.5.5にバージョンを上げてみたがカーネルパニックが頻繁に起こるのでやめた。念のためその方法を。
必要なのは10.5.5のアップデータだけ。ただし、アップデートをする前にターミナルで以下の作業をする。
ターミナルを起動。
rootのパスワードを設定していないのなら、
sudo passwd
で設定した後に、rootユーザーとしてログイン。
su root
以下のコマンドを入力。
while sleep 1 ; do rm -rf /System/Library/Extensions/AppleIntelCPUPowerManagement.kext ; done
処理は終わらないのでターミナルはいったん放置し、アップデータでアップデート。アップデートが完了したら、ターミナルに戻り作業を中断(ctl+c)。ログアウトした後に再起動。無事起動したら、以下のURLからU100用のドライバをインストールする。
http://www.4shared.com/file/59253789/af556c7e/Wind_Drivers.html
自分のマシンだとやっぱり解像度がおかしくなるので上記にあるドライバをインストール。アップデートの前に前もってwifiのドライバをインストールしていると自分のマシンではカーネルパニックが起きたのでアップデートをした後に入れるか、試していないがアンインストールをするほうがいい。
また、いくつかのドライバはインストーラがついていないので以下のツールを使う。
少なくともMacとして使うのならDVDでインストールしてちょっとドライバをインストールすれば作業は終了。ただ自分の環境ではことえりが使える状態にないのでATOK 2008をインストールした。
XP等他のOSもブートしたいのならとりあえず、リカバリーディスクからXPをインストールする作業から始めるとわかりやすい。XP+OSXのデュアルブートなら以下の方法で出来た(MBMにはUbuntuの項目も一応あるが起動せず)。
リカバリーディスクでXPをインストール(いわゆる初期化。OSXも入れ直しになる)。
インストールが終わったならCDに焼いたUbuntuを起動し、ターミナルを開く。
自分はここを端折ってしまったが、grubで2段階ブート方式にするとUbuntuも起動できる。
MBMをダウンロード。解凍した後に解凍したディレクトリに移動。その中にあるインストーラを以下のコマンドで実行。
sudo ./install-mbm-no-install /dev/sda
あとは余ったパテーションにOSXを上記の通りにインストールすれば晴れてトリプルブート出来るようになる。このままだとMBMの画面ではOSの名前でなくフォーマット名でリストアップされるのでリネームして完了。
あくまでも自分がやった方法なので機体の個体差や環境によっては出来ないだろうし、そもそもOSXをインストールするのはライセンス違反。やるのなら自己責任。安くて軽いMacbookが出てくれればここまで苦労はしないのだが...。