青森

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いよいよあとはフェリーに乗って北海道に行くのみになった今回の旅(もちろん帰りも車で帰るし、実家へ行くまでに九州も一周することになるけど)。北海道につくとモバイル回線だと心許ないのでやれる作業は青森にいる間に片付ける予定。7月いっぱいは青森にいることになるかな。

これまでのあらすじでは霧ヶ峰で興奮して写真を撮りまくっていたところから。何頭かのゼフィルスを見かけたが撮影出来たのは九州で撮影し損ねたウラゴマダラシジミのみ。撮影オンリーだとこの種はどうしようもない。

霧ヶ峰を出た後は山梨にでてコインランドリーで今までためていた衣類の洗濯と温泉に浸かり体をリフレッシュさせた。この日は目標の大月市までは行かず、途中の駅の道(甲斐大和)で就寝。

この日は一気に横浜へ。国道の渋滞でだいぶ遅れたが、仕事のお世話になっているかたとの初対面。今後のお話をして、分かれた後に親戚が住む大和市へ向かった。親戚の家には犬と3匹のインコが飼われており、どいつもかわいらしかったが、わんちゃんが構って君状態になってしまい、少し焦った(小さい頃からのトラウマ。どうも最近の飼い犬には必要以上に懐かれる)。十年弱ぶりの再開となったが皆相変わらずで思ったよりもあっさりと打ち解けることができた。

翌日はのんびりと昼前に出発。東京のど真ん中を通りたくなかったので周りを走る国道を通ってみたがそれでも通行量が多く、埼玉の道の駅でストップ。そのまま就寝となった。

本当はそのまま道の駅に留まりたかったがあまりにも熱かったので移動を決意。結局は走りに走って仙台まで行ってしまい、ぐったりと就寝。

翌日はさらに走って岩手。金田一温泉で体をリフレッシュしてから、一気に青森の八戸市についた。

そして、2日前には青森市に到着し、現在に至る。今は仕事を少しずつ進めている。終わり次第、いよいよ目標となる北海道へ車と一緒にフェリーで向かうことにする。上の写真は車を止めている港での出来事。8月の頭に行われるねぶた祭りの練習模様。その頃にはたぶん北海道だ。

霧ヶ峰

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岐阜市内で作業をし、その日は諏訪市まで後一歩の駅の道で停泊。なんとなくおもしろそうな場所だったので夜に街頭に来る昆虫を撮影したりしてた。川沿いなだけあってたくさんのカワゲラが引っ付いていた。それと周りがほとんど明かりがないものだから、星空が綺麗で撮影を試みたのだが、いまいち。やっぱり魚眼が欲しいな。

朝はあまり昆虫は芳しくなかったで、さっさと霧ヶ峰へ。一気に山を登りたどり着いたのは大規模な草原。これは久住以来だ。ただし、こちらは標高が一段と高く、自分がうろついた場所は標高1800くらいあるらしい。

自分がうろついた場所は上の霧の駅ほどはお客がおらず悠々と撮影することができたし、地元の人やたまに来る観光客、そしてチョウの採集者たちと楽しく会話をすることができた。さすがにずっと一人旅を続けているのでほとんど一匹狼の自分でも人が恋しくなるときはある。その中の老夫婦の方から太巻きをいただいたりと大変よくしてくれた。こういうのは旅の醍醐味なんだなぁと実感をしつつ、このまま霧の駅で一泊。物価に目をつむれば何日でもいたいくらいの環境でここで見られる昆虫は普段九州で見られるもととずいぶんと違う。特に蝶は普段はよく見かけるヤマトシジミの代わりにヒメシジミがいたり、ヒカゲチョウが当たり前のように飛んだり、アキアカネが大量にいたりした。出来れば来年も行きたいところ。

またここに留まろうかな?と悩んだけど、仕事もあるので泣く泣く山を下り、一気に山梨県の甲府市についたのが今、記事を書いているとき(厳密には少し仕事をして、2つある内の1つをほぼ終わらせた)。

明日からは横浜。今の仕事のお世話になっている人と親戚を訪ねるために赴く。本当は自分の生まれ故郷のはずなんだけどほとんど記憶がない。横浜に行けば少しはその時の記憶が蘇ればなぁ、と思う。

一気に岐阜へ

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これを書いている時点では岐阜。今日は長野を目指す予定。

これまでのいきさつだが、明石パーキングエリアをある程度まですすみ、何度も有料バイパスを通ったのが嫌になったので進路変更をしたのがきっかけでしあわせ村という所に。巨大な施設で入場料は500円(1時間以内の滞在なら無料)でキャンプ地や温泉施設、などなど盛りだくさんの場所。あまりにも広いので積んでいた自転車がようやく活躍した。ここではそこそこの撮影ができた。

さらに山間部を進むと今度は六甲山のとんでもない山道に遭遇。怖い思いをしてなんとか六甲山高山植物園にたどりついたが、残念ながら新種と思われる昆虫はハサミムシのみ。

そして宝塚を通過し、一気に走って京都へつき、一泊。少しだけ琵琶湖を探索して現在にいたる。いまの所は結構なペース。ただ、7月中の北海道はたぶん無理。もともとは8月中だったの一応目標は達成できるとは思うけど、油断と無理は禁物かな。

山口を経て広島へ

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現在この記事を書いている時点では広島県の三原市の国道2号線沿いの駐車場。Wimaxの電波はやっぱり国道沿いだとつながりやすいようだ。おまけに長距離移動を前提に作られていると思われるので至る所に休憩用の駐車場がある。その一つに駐車中。

山口県に入ったらすでに夕方近かったので江汐公園を目につけてその近くの電波がある場所に駐車して(一応近所の許可を取って)一泊。

次の日の早朝に江汐公園を散歩(虫の写真としてはマイマイカブリくらいかな)。その後に秋吉台に行ってきた。天気は曇りだった。ここで見られる有名なチョウはオオウラギンヒョウモン。しょっぱなから交尾シーンを撮影することができた。シルビアもいるとのことだったが、残念ながら見ることはできなかった。夕方になり、寝床を探していたところ、恐ろしい山道に入り込んでしまい、行きと引き返した戻り道とで恐怖度が倍。二度と通りたくない。なんとかこの日は港の一角で作業をしつつ就寝。

そして今日は最初からずっと走行のみ。そのせいで、広島の中心地をあっさりと通過してしまった。一回だけ怖い目にあったが、なんか普通にドライブを楽しんでた。

とりあえずはここまで。よく考えるとまともに撮影したのは秋吉台の一回のみ。仕事に一段落したら撮影をやっていこうと思う(このままだとたぶん琵琶湖あたりになるかも)。

九州を離れた

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人生で初めて単独で九州を離れるのはたぶんこれが初。上の写真は関門トンネルを通っている写真。さすがにぶれぶれ。まだまだ走り慣れしておらず、時々ひやっとする操作をしてしまう。それでもなんとか現在は山口県の山陽小野田市。国道2号線を帰宅時間に通ったため、時間の割に全然進むことができず。先日の国道3号線といい、メインストリートはさすがに交通量が違うなぁ。

先日の雨の降り方はやっぱり尋常ではないようで、昨日の友人の話によると、佐賀の嘉瀬川が氾濫を起こし、巻き込まれそうになったという。そのころにはすでに福岡にいたので実感はわかなかったけど、山口県に入るとそのすごさを嫌と言うほど堪能した。一部は未だに家が水浸しだったり、あちこちが土砂崩れによる通行止め。終いにはそれを実況するテレビ局の人たち。そんなつらい今年の梅雨もあたもう少し。これ以上の被害が広がらないことを祈るばかりである。

明日は今車が止めてある近くにある、江汐で昆虫を探す予定。天気は時々晴れるそうなので問題はなさそう。さすがにまだまだ九州からあまり離れていないのでそうそう見られるものが変わるわけではないけど楽しみである。